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なまけのおつむ

きちんと暮らして死んでいく

幸福

今朝はなんだか侘しいきもちで恋人の家を出た。もう2度とくるもんかなどと思いながら、せいいっぱいのそっけなさを醸したLINEを一応送っておいた。静かに発奮していた勢いで帰りしなにレコードショップで人間椅子のアルバムを買い、バーガーキングでベーコンチーズバーガーを食べ、靴屋でadidasのショッキングピンクのスニーカー(おもいきりディスカウントされていた)を購入して、電車に揺られていたら、家族からメールが来て、ようやく起きた恋人からも返事が来た。back numberを聴いていて、膝にはさっき買ったスニーカーをのせ、車窓からは川がみえていた。
行きたいと思う場所、帰る場所、寄り添ってくれる音楽、欲しいものとそれを買える余裕があること、そして電車がなにごともなく走るような平和な世界にいることがとてつもなく幸福だと思った。贅沢すぎる幸福に泣き出したくなるのをこらえるために、唇を痛く噛みしめなければならなかった。