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なまけのおつむ

きちんと暮らして死んでいく

Sigur Ros

消灯し、ベッドの中でパブロといっしょにSigur Rosのアルバムを聴いている。HVARF/HEIMというこのアルバムは、ジャケットに惹かれた。夜明けの朝露のつめたさと、日が昇っても夕刻になっても不動であるだろう黒い森たち。雑然とした、しかし統一のとれた泣き…

Tim Tam

愛してやまないドン・キホーテで、オーストラリアのお菓子を買った。ティムタム。チョコレートのビスケットで、なかにキャラメルのヌガーが入っているもの。アメリカやオーストラリアのお菓子は大好き。ただ甘いから。ひたすらに、微塵の遠慮もなく、品もな…

パブロの恋人

強くてしなやかでのびのある女の人の声が聴きたいと思ったので、小島麻由美の「パブロの恋人」を聴いている。このアルバムのジャケットを、パブロ(一緒に暮らしているいぬ。白くて柔らかくて温かく、かわいい)がとても気に入ったようすだったので、名前を…

パブロはコーラがのめない

パブロはレトリバーとなにかのミックス犬で、白く綿密な毛をたくわえている。わたしが生まれる前からうちにいて、わたしが幼いころは一緒に遊んだりしていたのだけれど、わけあって10年近くははなればなれになっていた。今日から、パブロとまた暮らすことに…

ウエハースの椅子

江國香織「ウエハースの椅子」を読み終えた。主人公のおんなと、妻帯者の恋人はあまやかに、すこしの絶望とともに過ごしている。そんなふたりのぞっとするほど満ち足りた生活と、主人公の記憶を織り交ぜたただただ純粋な小説。あとがきで金原瑞人がかいてい…

男たち

家に招き入れ一緒にテレビを観てセックスしてくれる男のひとと、喫茶店でおしゃべりをしてどんな悩みでもきいてくれる男のひとと、純粋で健康なおみやげを買ってきてくれる男のひとがいるから人生は幸福だと思う。わたしは男のひとたちが好きだ。女よりずっ…

ヤン・シュヴァンクマイエル

ヤン・シュヴァンクマイエル作品を幾つか観た。「アリス」だれもが知っている「不思議の国のアリス」を、シュヴァンクマイエル風味に仕上げた長編映画。生身の人間(少女)と人形をくみあわせた映像がたまらなく美しい。冒頭の川に小石を投げ続けて終いには…

タフィ

ジャニス・イアンのベストアルバムを聴いている。この世のすべてを肯定してくれるような歌声に囁かれると、とたんに心がひらたくなる。このまま、ベッドごと地の底はるか底に沈んでしまいたくなる。タフィのことを考える。4月に買おうと思っているマンチカン…

神様のボート

江國香織の「神様のボート」を読みおえた。とても、とても、おそろしい小説だった。恋のなかで、ひそやかで、一点の曇りもなく純粋に音もたてずに狂っていく母、葉子と、彼女をひとりの人間としてみつめはじめ、疑問を持ち、音もなく成長していく娘草子。う…

うーん

ここ数日はひたすらダメ街道を驀進している。とにかく食べて寝てネットをして買い物に行ってゴロゴロしている。仕事をしているとき以外は、なにも生産的な行動をせず、欲のままに生きているという感じだ。ある日の1日をあげてみる。13:00 起床。煙草を吸っ…

ドルオタ

アイドルオタクになりたいとずっと思っている。少年アヤの日記を読んだりすると「アイドルに救われ、アイドルに裁かれ、つまるところアイドルは神そのものだ」とか書かれていて大変そうだなとか思うんだけど、同時にとても羨ましくもある。アイドルって大好…

実現

すこしまえにこんな記事を書きましたがhttp://aokidanchi.hatenadiary.jp/entry/2017/02/01/223555実現しました。この安っぽくて埃くさい少女趣味な缶のデザインがとてつもなく好きなのです。

抑鬱その後

1時間前に恋人に送ったLINEに、いま返信がきた。これだけのことでなんか気分が晴れて本も読みたくて音楽も聴きたくてなんかすごく抑鬱が帳消しになった気分。思っているより彼に依存しているのかもしれないけど、まあ依存の対象を増やしてひとつあたりの依存…

抑鬱

ここのところ気分の上がり下がりが激しくて、いまもなんだか抑鬱状態ですごく気分が優れない。音楽もとくに聴きたくないし、本も読みたくない。じぶんのなかになにも取り込みたくないという気分。だからこうしてアウトプットをしてるわけだけど。起きられな…

ニートの歩き方

phaさんの「ニートの歩き方」を読んだ。といっても、経済学とか難しかったり興味のもてないぶぶんはとばしよみしてしまったのだが…。phaさんは凄く頭のいい人なんだろうけど、難解な言葉を使わずにだれでもわかるような表現とかをつかって読みやすく書いてく…

EXPO

家と職場のあいだにボルダリングジムがあることを知って、体重がへらないことに悩む母におしえてあげようと母のいる和室にいったら、母はわたしが来ると迷惑そうに聖書を読み始めた。あきらめて、すこしの苛立ちとむしゃくしゃとひとしずくの殺意を胸に自室…

幸福

今朝はなんだか侘しいきもちで恋人の家を出た。もう2度とくるもんかなどと思いながら、せいいっぱいのそっけなさを醸したLINEを一応送っておいた。静かに発奮していた勢いで帰りしなにレコードショップで人間椅子のアルバムを買い、バーガーキングでベーコン…

缶の紅茶

そこにいってやりたいことがあるのだが、まだ実現していない。場所はそんなに遠くなくて、というかほぼ毎日歩くんだけど。わたしのうちは公園や牧場のある丘の上にあって、丘を下るとそれ自体がひとつの町みたいになっている団地がある。その団地の中庭に、…

満腹

手料理はにがてだし興味もなかったのだが、おもいたって昼食をつくった。ほうれん草とスモークサーモンのクリームパスタ。初めてにしてはまずまず。もっとクリーミーさが欲しい。パスタがこげつかないように注意すること。

ツツミシタさん

わたしの勤める職場には、ツツミシタさんという50代の女性がいる。年齢のわりに若若しく、髪を金にちかく染めたり、指輪をいくつもはめたりしている。彼女は、つねにうごいている。せかせかと、はたはたと。勤続年数はながいのに、おちつきがないのでへんな…

たちきること

昨年末に、LINEのアカウントを消した。簡潔にいってしまえば、ふたつのことに疲弊をしたからだ。相手が求めているのがわたし自身ではなくて、話の聞き役だということ。そしていままで友達としていた多くのひとたちが、それにあてはまるのだということに気づ…

生きぞこないよりましか

BOOK OFFに寄ったので、友川かずきのゴールデンベストを購入した。やはり、というかなんというか、語りや伴奏が田園に死す的な匂いがしているなあとおもっていたのだが、J.A.シーザーが編曲を担当している曲が数曲あり納得した。繋がるべきところでやっぱり…

だれに聴かせるでもないたわごと

昨晩はうつらうつらと睡ったような睡らないような時間を過ごしたのち朝の4時にベッドから出た。午前中は図書館に立ち寄ったり(車の中でブライアン・セッツァーのSummer time bluesを聴いた)、古着屋でチェスターコート(くたびれた野暮ったいらくだ色が気に…

鬱のち晴れ

ここ数日まえから、生理まえだからかおなかも痛くて、からだもだるかった。なによりわたしを苦しめたのが鬱で、バイト暮らしのじぶんをごみだと責め、親のすねかじりの実家暮らしのじぶんをくずだとなじり、真夜中にから揚げとチーズを食べるみたいに自ら太…

Me And Armini

ふらりと入ったバナナレコード大須店の、500円コーナーにこのCDが置いてあったので、ジャケットに惹かれ買ってしまった。帰宅してしらべてみるとEmilíana Torriniというアイスランドの歌手であることがわかった。つくづくわたしはアイスランドのアーティスト…

チエちゃんと私

せんじつ図書館で、よしもとばななの「チエちゃんと私」を借りた。表紙のイラストと文章のフォントが気にいった。読みおえてみて、なんというのか、あたりまえのように難なく過ごしている日常のなかの、誰にでもある小さなゆがみ(それは決してわるいことで…